商業簿記について何も知識のない医療従事者が、できる限りお金を使わないで簿記検定3級に合格するまでの体験記です。
※自分の備忘録であり、2025年1月20日時点では合格体験記ではないのであしからず。
本日は「簿記3級④商品売買【基礎18回+じっくり復習等7回】✅三分法✅先入先出法✅仕入諸掛り✅クレジット売掛金✅前払金 前受金」となります。
○売買仕訳の基本
簿記では、取引の対象が商品であるかが重要(「建物」という資産の増加なら、勘定科目は「買掛金」ではなく「未払金」という負債の増加となる。同様に勘定科目は「売掛金」ではなく「未収入金」となる。)。
○三分法
・商品売買において「仕入(費用)」「売上(収益)」「繰越商品(決算で用いる。資産)」の3つの勘定科目を用いる。
・送料などの仕入付随費用は仕入額に合算する(取得するためにかかった諸費用はそのモノの取得原価に入れる。逆に、売主負担の送料など買主が負担しない諸費用は取得原価に入れてはならない)。
・返品は借方と貸方の勘定科目を入れ替える
○原価・有高の算定
・先入先出法は、先に取得した単価ごとで算定する
・移動平均法は、取得単価の平均値で算定する
○前払金と前受金
内金・手付金 → 「前払金」勘定(資産)を用いる。売主側は「前受金」勘定(負債)。
ex) 6月1日(借)前払金10,000 (貸)当座預金10,000
6月2日(借)仕入80,000 (貸)前払金10,000 買掛金70,000
○クレジットカード払い
クレジットカード会社(信販会社)は販売店より手数料をもらう。
ex) 商品を顧客にクレジットカード払いで販売した。
(借)クレジット売掛金9,800 (貸)売上10,000
(借)支払手数料200
その後、カード会社から販売店より支払いがあった。
(借)当座預金9,800 (貸)クレジット売掛金9,800
本コマの練習問題を含めた勉強時間:60分
ここまでの合計勉強時間:3時間30分