簿記

商業簿記3級合格までの道 - 1日目 –

商業簿記について何も知識のない医療従事者が、できる限りお金を使わないで簿記検定3級に合格するまでの体験記です。

※自分の備忘録であり、2025年1月20日時点では合格体験記ではないのであしからず。

簿記3級のレベルでは、

「企業で働く者に必須の基礎知識が身につき、商店や中小企業の経理事務に役立つ。経理関連書類を読むことができ、青色申告などの書類作成もある程度できる。経理・財務担当以外でも必要な知識として評価する企業が多い。」 ー令和6年度 簿記検定試験実施要項よりー

となり、私も今年の目標として取得することを決意しました。

勉強方法は、「【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき」さんを視聴し、以下記事としてまとめていきます。

本日は「簿記3級①入門【初心者の人が一番最初に見る動画】(テキスト不要!電卓不要!YouTubeだけで今すぐ学習できる全25回)」の自分なりのまとめとなります。

 

○簿記

帳簿記入をすること。企業は義務であり、仕訳を行う(仕分けと間違えやすい)。

 

○複式簿記

企業が行う帳簿記入。下記例です。

日付勘定科目金額勘定科目金額
1月20日普通預金200,000売上高200,000
1月22日清掃費3,000普通預金3,000

左側:借方(かかた) 右側:貸方(かかた)

※平仮名の二文字目(り と し)のはらう方向で覚える。

借方と貸方の合計金額はイコールとなる。

 

○5つの概念

・ ①資産 = ②負債 + ③純資産

・ ④費用 と ⑤収益

①財産や権利。持っているとプラスになるもの。勘定科目:現金,建物,商品,備品,売掛金,未収入金

②義務。持っているとマイナスになるもの。勘定科目:借入金,買掛金,未払金

③株主の持分。勘定科目:資本金

④経費や支出。勘定科目:支払家賃,水道光熱費,通信費,給料,売上原価

⑤収入。勘定科目:売上,受取手数料,受取配当金

 

例題

商品1個を80円で現金購入した。次の日、100円で現金販売した。

例題を簿記の考え方で行うには、「発生したもの(借方:上記①と④。貸方:上記②と③と⑤)の各勘定科目は?」ということを探す必要がある。

記載方法1:分記法(利益が分かる)

(借)商品80 (貸)現金80

(借)現金100 (貸)商品80,商品売買益20

記載方法2:三分法(シンプル。利益は後にまとめて記載する。現在のメイン。)

(借)仕入80 (貸)現金80

(借)現金100 (貸)売上100

 

○決算

帳簿を集計したものを決算書 = 財務諸表(貸借対照表+損益計算書)。

・貸借対照表(Balance Sheet : B/S):①資産 = ②負債 + ③純資産となる。財政状態。

単位:万円

資産の部負債の部
現金 20借入金 420
備品 300純資産の部
土地 400資本金 300

・損益計算書(Profit and Loss statement : P/L):借方合計と貸方合計の差額が損益となる。経営成績。

費用収益
水道光熱費 300売上高 1,000
減価償却費 450受取利息 150
当期純利益 400

 

○練習問題で間違った箇所

Q1.1個100円の商品を掛けで100個買った。仕訳は?

A1.(借)商品 → 仕入10,000 (貸)買掛金10,000

Q2.上記商品のうち10個を、1個200円で掛け販売した。仕訳は?

A2.(借)売掛金2,000 (貸)仕入 → 売上2,000

Q3.事務所での作業用にパソコンを1台(30万円)購入した。代金は掛けとした。仕訳は?

A3.(借)備品300,000 (貸)買掛金 → 未払金300,000

☆勘定科目名が文章で出てこない時に変換するのができていなかった

 

本コマの練習問題を含めた勉強時間:1時間

ここまでの合計勉強時間:1時間

 

 

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hayaoki
地方に住む医療従事者が、準富裕層である純金融資産額5000万円以上=小金持ちを目指し、様々な実体験を公開するブログ