商業簿記について何も知識のない医療従事者が、できる限りお金を使わないで簿記検定3級に合格するまでの体験記です。
※自分の備忘録であり、2025年1月20日時点では合格体験記ではないのであしからず。
本日は「⑪決算整理仕訳3/3 【全25回(基礎18回+じっくり復習等7回)】しーくりくりしーの意味がメッチャわかるっ!」となります。
○ 三分法の決算整理(しーくりくりしー)
(借)仕入 (貸)繰越商品 期首商品
(借)繰越商品 (貸)仕入 期末商品
ex) 当期末商品棚卸高200万円、前期末(当期首)商品棚卸高100万円
しーくり(借)仕入1,000,000(貸)繰越商品1,000,000
くりしー(借)繰越商品2,000,000(貸)仕入2,000,000
・仕入勘定の差額が売上原価となり、売上総利益が算定できる
・繰越商品勘定の差額が貸借対照表の「商品」となる
○ 利益の会計処理
利益を算出する、1番最後の決算整理仕訳。すべての「収益」および「費用」の各合計が「損益」勘定に振り替え、差額(残高)が当期純利益となる。
ex) (借)売上2,000 受取利息200(貸)損益2,200
(借)損益1,200(貸)仕入1,000 給料200
(借)損益1,000(貸)繰越利益剰余金1,000
本コマの練習問題を含めた勉強時間:50分
ここまでの合計勉強時間:8時間10分