商業簿記について何も知識のない医療従事者が、できる限りお金を使わないで簿記検定3級に合格するまでの体験記です。
※自分の備忘録であり、2025年1月20日時点では合格体験記ではないのであしからず。
本日は「⑨決算整理仕訳1/3 【基礎18回+じっくり復習等7回】『未収収益 未払費用 前受収益 前払費用 当座借越、現金過不足、貯蔵品』」となります。
○ 現金過不足の処理
帳簿上で300円多い時(=実際にある現金が300円少ない時)、
(借)現金過不足300(貸)現金300
原因不明のまま決算となった場合、
(借)雑損300(貸)現金過不足300
※実際にある現金が300円多い時は(貸)雑益300となる。
○ 当座預金のマイナス残高の負債振替
当座預金残高20万円で、小切手の振出額を50万円とした場合、
(借)買掛金500,000(貸)当座預金500,000
このまま決算となった場合、30万円借金していることとなるので、
(借)当座預金300,000(貸)当座借越300,000
○ 費用処理した項目の貯蔵品への振替
・切手
現金で100円切手を300枚購入した場合、
(借)通信費30,000(貸)現金30,000
決算(3月31日時点)となり、未使用切手が100枚ある場合、
(借)貯蔵品10,000(貸)通信費10,000
翌期首(4月1日)、再振替仕訳(=逆仕訳)を行う。
(借)通信費10,000(貸)貯蔵品10,000
※ 収入印紙なら勘定科目は租税公課
○ 収益・費用の前払い・前受けと未収・未払の計上
3月1日(=期中)に、この先1年分の火災保険料12万円を現金で支払った場合、
(借)支払保険料120,000(貸)現金120,000
このまま決算となった場合、3月分(=1ヶ月分)を除いた残り11ヶ月分をすでに支払っている(=資産)ことを計上すると、
(借)前払保険料110,000(貸)支払保険料110,000
本コマの練習問題を含めた勉強時間:40分
ここまでの合計勉強時間:6時間20分